16日に契約打ち切りが決定した模様
インテルは17日、クリスティアン・エリクセンの退団を正式に発表するようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
エリクセンは15日にミラノ入り。翌日には代理人も合流し、ジュゼッペ・マロッタらと契約打ち切りについて話し合った。エリクセンはその日のうちにデンマークへ帰国したようで、あとはクラブからの発表を待つだけという状況だ。
エリクセンは、植え込み型除細動器(ICD)を外すことができない。そのため、イタリアではプロアスリートとしての活動を認められない。この医療的な決まりによって契約を打ち切る以外選択肢がない状況だったため、退職金などは最大限譲歩したと言われている。
インテルは今後、民間の保険やUEFAの補償を使って、この期間中にエリクセンに支払った給料の回収を試みることになるという。
一方でエリクセンは、フリーとなってリスタート。ICDをつけたままでもプレー可能なリーグで復帰を目指すことになる。現時点では、エリクセンがトレーニングを行っているオーデンセでのプレーが有力視されているようだ。