失点後の崩壊に不満の指揮官「ファウルもしないし競りにもいかない…」
カリアリは12日のセリエA第17節でインテルと対戦し、敵地で0-4と敗れた。ワルテル・マッツァーリ監督が、試合後に怒りのコメントを残している。
インテルに為す術なく完敗した形のカリアリ。マッツァーリ監督は、敗戦という事実以上に、チームの姿勢に納得していない。
試合後のコメントを『スカイ』が伝えた。
「失点するまではコンパクトにできていた。それがリードを許した途端に崩れた。太陽にもとにさらされた雪のごとくね」
「インテルはとても強い上に状態も良い。負けることはあり得る。だが、姿勢が気に入らない。我々は残留を争って戦うチームだ。ファウルもしないし、接触プレーで勝つ場面もない。こんな受け身のプレーは到底受け入れられない」
「残留したいなら、あらゆるボールに対してデュエルすべきだ。技術で劣るなら、やり方を変えてタックルをして、2倍の距離を走るしかない。気分が悪いね」
インテルを絶賛
一方、記者会見ではインテルに賛辞を送った。
「正直に言おう。インテルには素晴らしい印象を受けた。凶暴さと狡猾さを併せ持ち、あらゆるボールに対して、それが最後であるかのように競ってきた。パーフェクトなチームだ。私が対戦した中で最強だよ。今日のチームなら無敵のようにすら思える」