大一番は21日26時キックオフ予定
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』予想先発
インテル
GK ハンダノビッチ
DF シュクリニアル、ラノッキア、バストーニ
MF ダルミアン、バレッラ、ブロゾビッチ、チャルハノール、ペリシッチ
FW コレア、ラウタロ
ナポリ
GK オスピナ
DF ディ・ロレンツォ、ラフマニ、クリバリ、マリオ・ルイ
MF アンギサ、ファビアン・ルイス、ジエリンスキ
FW エルマス、オシメン、インシーニェ
インテルはコレアのかわりにエディン・ジェコが起用される可能性がある。そのほかでは、チャルハノールのかわりにビダルという選択肢もありそうだ。
ナポリはエルマスとロサーノで迷っている模様。どちらが先発で出てもおかしくはない。
注目は?
20日にミランがフィオレンティーナに敗れて今季初黒星を喫した。首位ナポリからすれば勝ち点差を広げるチャンス。3位インテルは、ミランとの勝ち点7差を4まで縮めるチャンスが訪れた。まだ決定的な一戦という時期ではないものの、インテルとしては連覇を目指すのであれば、勝ち点3を獲りたい大一番だ。
21日付『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ラウタロ・マルティネス対カリドゥ・クリバリ、マルセロ・ブロゾビッチ対ファビアン・ルイス、ニコロ・バレッラ対アンドレ・ザンボ・アンギサにフォーカスしているが、より注目を集めそうなのは20日に同紙も取り上げたアンドレア・ラノッキア対ビクター・オシメンかもしれない。
インテルは重心低め?
22歳のナイジェリア人アタッカーは、ここまでセリエA10試合で5得点2アシスト。ナポリの好調の原動力の一つだ。この好調オシメンを、ステファン・デ・フライの代役として出るラノッキアがいかに止めるかがカギになる。
『ガゼッタ』は、シモーネ・インザーギ監督が自身のスタイルを押しつけたいタイプの指揮官だとしつつも、今回ばかりは重心を下げなければいけないはずだと指摘した。
中央でオシメンがボールを受けた際には、ラノッキアが詰めて、左右のセンターバックは後方のカバーへ。サイドにボールが渡ったら、片方のセンターバックとウイングバック、さらにインサイドハーフの3人で囲むようにして、ナポリの攻撃に隙を与えないようにするだろうと予想している。
最強の攻撃vs最強の守備
インテルは前節終了時点までに29ゴールを挙げており、これはリーグ最多。一方のナポリは、ここまでわずか4失点と、驚異的な守備力を見せている。
そのうえ、インテルはエースのラウタロ・マルティネスがこの数試合低調で、心配の声が挙がっているところ。シモーネ・インザーギ監督は前日会見で問題ないと話していたものの、相手はリーグ屈指のセンターバックであるカリドゥ・クリバリ。この対決の行方にも注目だ。