インテルがサッスオーロのジャコモ・ラスパドーリ獲得へ再びギアを上げているようだ。10日付『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
ラスパドーリ、インテルからの関心に満足も「野心は正しいタイミングで」 | カルチョイズム
『ガゼッタ』は一面で「ラスパドーリ獲得のチャンス」と記している。というもの、インテルが高く評価する若手アタッカーは、アレッシオ・ディオニージ監督のもとで充実していないためだ。
21歳のラスパドーリは、ここまで12試合を消化したセリエAで10回先発しているが、フル出場は2回だけ。1得点1アシストと、数字の面でも物足りない。『ガゼッタ』は昨シーズンの採点の平均が6.22であるのに対し、今シーズンは5.91であることを指摘。この状況にラスパドーリは満足しておらず、このままでは市場価値の低下も考えられるだけに、サッスオーロとしても放出に応じる可能性があるという。
ただ、依然として評価額は高く、サッスオーロはラスパドーリに4000万ユーロの値段を付けている。もちろん、この額はインテルにとって難しいもののため、取引に若手を含めることで値引き交渉をするのではないかとみている。
アレクシス・サンチェスの放出がささやかれるインテルは、ナポリとの契約満了が近いロレンツォ・インシーニェにも興味を示している様子。1月のラスパドーリ獲得は、良い機会なのだろうか。