インテルが、クリスティアン・エリクセンを使って、アヤックスGKアンドレ・オナナの獲得を早めるかもしれない。『トゥットスポルト』の報道を『FcInterNews』が取り上げた。
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●1月獲得は見送ったと言われていたインテル
EURO2020で心停止状態となったエリクセンは、イタリアでプレー再開の見通しが立たなくなった。植え込み型除細動器をつけた状態でのプレーはイタリアで認められないため、再びインテルでピッチに立つことが難しくなっている。ただ、国外であればこれを認める場所もあり、エリクセンはインテルを退団して別のクラブに向かう可能性があるとみられているところだ。
これを許可している国の一つがオランダで、古巣アヤックスへの復帰が早くも噂になっている。
エリクセンの放出を避けられないことは残念なことだとしても、オランダ行きの選択肢があることはインテルにとって不幸中の幸いかもしれない。
その理由が、オナナだ。
カメルーン代表のオナナは、アヤックスとの契約が今季までとなっており、インテルがサミル・ハンダノビッチの後釜として“予約”しているものとみられている。
オナナはドーピング問題による出場停止期間が終わり、アヤックスの練習に合流したが、サポーターは好意的には見ておらず、試合に出すことを望まないという意思を示した。
このままシーズン終わりまでオナナをチームにとどめてもアヤックスに大きなメリットはなさそう。そのため、1月にエリクセンとトレードの形になるかもしれない。
それでも、まずはエリクセンがオランダでのプレーを認められる必要がある。その上で、本人がアヤックス復帰を了承することも必要だ。
オナナのインテル加入は1月になるのだろうか。