インテルの元会長であるマッシモ・モラッティ氏が、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じた。ユヴェントス戦を前にも同氏も気合い十分の様子だ。
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ユヴェントスのレオナルド・ボヌッチは、昨シーズンのスクデットが、インテルの功績というよりも、ユヴェントスの失態だと言った。
「ボヌッチはユーヴェの“著しい”失態だと加えることができたかもしれないね。そのほうがベターだった。私は分からないよ。カンピオナートは、そのシーズンに最も強いチームを決めるもので、昨シーズンは明らかにユーヴェよりも強かった。それぞれが、自分たちの失態でスクデットを失ったと言い出したら、キリがないね」
アントニオ・コンテ前監督が去り、シモーネ・インザーギ監督のもとで上々のリスタートを切った。2人の指揮官の比較を求められると、こう話している。
「昨シーズンは、長く優勝から遠ざかっていたチームの特性を満たすために、堅実なインテルが必要だった。カルチョの面でいえば、今の方が楽しいね」
インザーギ監督のカルチョは、攻撃的になった一方で守備のもろさが指摘されている。今後の課題はバランスだ。
「それはまもなくだろう。ラツィオ戦は、監督にとってもクラブにとってもターニングポイントになり得る。物事を成し遂げるためには、耐える瞬間を知る必要があるだろう」
モラッティ氏は、どんなイタリアダービーを予想するのだろうか。
「最高の試合を期待するよ。ユーヴェについていえば、堅固な姿が戻ってきた。どんなことをしてでも勝つという精神が戻ってきたね。我々は新しいパーソナリティを探しており、非常い良いプレーを見せる時間帯ができてきている」
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