カッサーノがマロッタCEOの発言に苛立っている
アントニオ・カッサーノが、インテルのジュゼッペ・マロッタCEOへの怒りを口にした。『Bobo TV』での発言を『FcInterNews』が取り上げている。
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「アイツは無能」
カッサーノとマロッタCEOは、サンプドリアで選手と幹部という関係だった。カッサーノは現インテルCEOについて、このように話している。
「オレはマロッタのことをよく知っている。もしユーヴェに行っていたら、感謝しなきゃいけないくらいだろう。サンプドリアでは、たくさんの災害を引き起こしたが、記者にブラーヴォだと書かせた男だね」
「アイツはカルチョに関して無能だ。選手のことを何も知らない。よくきかれたよ、今あいさつをしていた選手は誰だ、ってね。アレはただのカルチョの大物政治家にすぎない」
「オレについてどう言っても構わないけど、人間性が乏しいというのは違う。むしろ、アイツはオレに感謝すべきだ。(サンプドリア元会長のリッカルド・)ガッローネが知らないうちに、アイツはオレをフィオレンティーナに売ろうとしていた。オレは話をして、シーズンの終わりにマロッタを追い出してくれと言った。そして、出ていったのは彼だ。サンプドリアでオレたちがうまくやったというなら、それはオレのおかげだ」
「オレはカルチョをした。フェノーメノとしてね。アイツは記者たちへの売り方がうまかっただけだ」
「カッサーノはバレッラとは違って…」
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カッサーノがマロッタCEOについてこう話すのには、理由がある。数日前、インテルCEOはニコロ・バレッラを称える際に、カッサーノを引き合いに出していた。
「バレッラはタレントからカンピオーネに飛躍した例の一つだ。カッサーノもそうだったが、カンピオーネにはなれなかった。今でも彼を超えるタレントの持ち主に出合ったことはないが、人間性としてのクオリティーがついてこなかった。真面目な態度だったり、規律を重んじることだね」
「バレッラはカリアリからインテルへ行き、カンピオーネになった。彼がやっていることに対して金銭的に報いられることは正しいことだ」