モロッコ代表のアクラフ・ハキミが、インテルからパリ・サンジェルマンへ移籍した。6日、両クラブが正式に発表している。
ハキミは昨年夏にインテルに加入。当初は守備面での不安も指摘されたが、すぐに適応。インテルの欠かせない戦力となった。しかし、インテルは深刻な財政難で、ハキミを売却することを決断。その取引がついに完了した形だ。
ハキミは自身のSNSでインテルに別れの言葉を残している。
「たった1年だったけど、すごい1年だった! 加入したときは、インテルのユニフォームを着ることが意味することを想像できていなかったけど、クラブの一員になって、クラブを守ることは、大きな誇りになった。パンデミックで大変なシーズンだったけど、忘れられない瞬間を生き、スクデットを勝ちとって、みんなと歴史をつくることができた」
「テクニカルスタッフ、クラブの全従業員、ティフォージに大好きな仲間たち。みんな大好きでプロ意識を持っていてリスペクトしている。家族も含めて、みんなの絶え間ないサポートに感謝している。インテルはこれからもずっと心の中にある。みんな大好きだ! フォルツァ・インテル!」