エスポジトとピナモンティの放出を準備?
インテルが、若手の放出に動いているようだ。『TMW』は22日、セバスティアーノ・エスポジトとアンドレア・ピナモンティを今月中に売却する見込みだと伝えた。
インテルは今月中にアクラフ・ハキミを売却する予定。こちらはパリ・サンジェルマンかチェルシーへの移籍がまとまるものとみられている。ジョアン・マリオのスポルティングCP完全移籍は足踏み状態だが、こちらも早く決めたい意向だ。
それと同時に、インテルは2人の若手FWもキャッシュにしたい考え。クラブの財政に酸素を送るため、期待の若手2人を手放す準備をしているという。
サッスオーロに逆オファー
『FcInterNews』によると、インテルは最近、エスポジトを獲得しないかとサッスオーロに打診した。ただ、アレッシオ・ディオニージ新監督を完全に説得するものではなかったようだ。
そこでサッスオーロは会談を開き、さらに若手2選手を加えることを求めているという。そのうちの一人が、2020/21シーズンにレンタル先のモンツァで成長したDFロレンツォ・ピローラ。こちらはモンツァが再レンタルを強く求めているが、サッスオーロはここに割って入るかもしれない。
さらに、18歳のMFチェーザレ・カザデイもサッスオーロが狙っている才能で、トータルで1200万ユーロを支払うつもりがあるという。
マヌエル・ロカテッリの放出でまとまったお金が手に入る予定のサッスオーロ。インテルの財政難をいかして、さらに若い力を充実させるつもりかもしれない。