インテルのアクラフ・ハキミは、パリ・サンジェルマンではなく、チェルシーに移籍するかもしれない。『スカイ』が16日に伝えた。
財政難のインテルは、ハキミを放出することが決定的になっている。早い時期にパリ・サンジェルマンへの移籍が濃厚になっていたが、その後チェルシーが獲得に名乗りを上げ、インテルは両クラブを競わせている状況だ。
これまではパリ・サンジェルマンがリードしていた模様だが、ここにきてチェルシーが「わずかにリードした」と『スカイ』。イングランドの名門は、移籍金に加えて、選手の譲渡を提案。インテルは以前からエメルソン・パルミエリやマルコス・アロンソを狙っているため、チェルシーのオファーに興味を示しているという。
『スカイ』は、チェルシーが提示した移籍金はまだインテルを納得させるのに十分ではないとしている。一方でダニエレ・ロンゴ記者は自身のSNSでチェルシーのオファーが「移籍金6000万ユーロ+マルコス・アロンソ」だと主張した。
インテルはハキミの放出で最終的に7500万~8000万ユーロを得たい考えと言われているが、最終的にはどちらのクラブへ行くのだろうか。