インテルの首脳陣は、今週も忙しくなりそうだ。『FcInterNews』が近い将来の動きを予想している。
若手の獲得と放出
メルカートで比較的静かな動きが続いているインテル。同メディアは今週もセンセーショナルな動きはないとしている。ただ、若手の整理など、まとめるべきことは多い。
モンツァへのレンタルがまとまる見込みのGKミケーレ・ディ・グレゴリオは、クラブ間のやりとりが最終段階。モンツァのセリエA昇格時に発生する完全移籍への切り替え義務で、移籍金をいくらに設定するかについての話し合いが続いている。
同じく再度モンツァへ行く可能性があるロレンツォ・ピローラについては、選手本人がバカンス中のため、決着にはもう少し時間がかかる見通しだ。
また、ルシアン・アグメについては、2024年までの契約延長がまとまる模様。今後数日で代理人がミラノを訪れる予定となっている。
U-19のMFリッカルド・ボスコロ・キーオは、13日に代理人がインテルと話し合い、契約延長に至った模様。14日にはプリマヴェーラの新戦力フランチェスコ・ヌンツィアティーニも契約を交わすことになるという。
カリアリと会談予定、ラツィオとは…
週半ばになると、カリアリのステファノ・カポズッカSDがミラノにやってくる予定。議題はラジャ・ナインゴラン、ナイタン・ナンデスのほか、セバスティアーノ・エスポジト、アンドレア・ピナモンティらとなりそうだ。
一方、マッテオ・マテラッツィ代理人との会談はまだ予定されていない。同代理人はステファン・ラドゥとフェリペ・カイセドの代理人で、この数日ローマでピエロ・アウジリオSDと接触したばかり。ラドゥはラツィオが契約延長をオファーするかで状況が変わる見込み。カイセドについては、現時点で可能性は低そう。というのも、ラツィオは契約が残り1年となっている32歳の同選手に600~700万ユーロの値段をつけており、インテルは割に合わないと感じているようだ。