12日に行われたEURO2020のデンマーク代表対フィンランド代表で、ショッキングな出来事が起きた。デンマーク代表のクリスティアン・エリクセンが試合中に倒れ、そのままピッチから運び出されている。
0-0で迎えた43分、それまで普通にプレーしていたエリクセンは、スローインのボールを受けようとした際に異変。自身のもとに飛んできたボールに反応せず、そのまま倒れ込んでしまった。デンマークの選手たちがエリクセンを隠すように囲み、心臓マッサージを行った。その後担架で運び出されている。
インテルで活躍するエリクセンに起きた悲劇は、イタリアにも動揺を与えている。
同日の試合でロシア代表に勝ったあと、インテルでチームメートのベルギー代表のロメル・ルカクは「まず最初に想うのは、クリスティアン・エリクセンと(試合中に負傷した)ティモシー・カスターニュのことだ。2人が完全に回復することを願っている」とSNSに投稿した。
イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督は「クリスティアンのことを想い、祈っている。頑張れ。早くピッチで会おう」とエールを送った。
なお、『スカイ』によると、イタリア代表のニコロ・バレッラとアレッサンドロ・バストーニは、エリクセンの容態を知るため、すぐにインテルに連絡を取ったとのことだ。