インテルのアルトゥーロ・ビダルの行動が、母国チリで問題視されているという。『スカイ』が3日に伝えた。
チリ代表に招集されているビダルは、新型コロナウイルスの検査で陽性となり、3日のアルゼンチン代表戦を欠場することが確定している。チリの保健局はビダルの行動に問題があったのではないかとして、調査を要請しているとのことだ。
イタリアからチリに戻ったビダルは、本来であればホテルと練習場と試合会場の行き来のみが認められる。ただ、帰国日からこのルールを違反したことは明らかな様子。競馬場に出かけたほか、(両者が否定しているが)女性モデルと会ったことや、友人たちとレストランでディナーを楽しんだことが伝えられている。
ビダルは「無症状の友人から感染した」と説明していたが、保健局はその足取りを問題視。同機関のパウラ・ダサは「この国に到着したほかの全ての人と同じように、プロトコルを遵守しなければいけない」と話し、ビダルの行動を明らかにすることを求めているという。