インテルは26日、アントニオ・コンテ監督の退任を発表した。これにより、早速後任の話題が盛り上がっている。
シモーネ・インザーギは続投に前進か
この数日で頻繁に報じられていたシモーネ・インザーギ監督は、ラツィオとの契約延長に近づいている。これは26日に『スカイ』などが報じたもので、2024年までの延長で合意に達した模様とのことだ。
アッレグリは引く手あまた
すると、やはり本命はマッシミリアーノ・アッレグリ氏となるようだ。現在フリーの同指揮官は、インテルが一番注目しているビッグネームとみられる。ただ、古巣のユヴェントスもアッレグリ氏の復帰に動いていることが伝えられているところ。規模を縮小する王者インテルがアッレグリ氏を説得するのは難しいという見方もある。
また、スペインではレアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督の退任が決定的になったため、アッレグリ氏はスペイン行きの可能性もありそうだ。
パウロ・フォンセカ登場?
現時点でインテルはアッレグリ氏に狙いを絞っているようにも見えるが、勝算は微妙なところ。これからほかの候補をリストアップしていくことになるかもしれない。
そんな中、ニコロ・スキーラ記者は自身のSNSで、「インテルに近い有名な仲介者が、パウロ・フォンセカをインテルに提案した」と投稿。前ローマ指揮官からインテルへの打診があったとしている。
さらに同記者は、「レアル・マドリーはアッレグリに2023年までの契約をオファー(年俸1000万ユーロ)。ユヴェントスも争奪戦に参戦。インテルもコンテの後任候補にしている。レアル・マドリーのプランBは、ラウールとアントニオ・コンテ」と記した。