かつてインテルでプレーした元ブラジル代表のアドリアーノが、19日付『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じた。
ロメル・ルカクが後継者
アドリアーノはインテルが19回目のスクデットを手にしてすぐ、ルカクにFacetimeで連絡をしたという。
「『チャオ、ロメル。アドリだよ。僕たちが優勝だ!』ってね。彼を祝福したんだ。そして、このコロナ禍が落ち着いたら、リオの僕の家においでと招待したよ」
「ロメルは僕ととても似ている。フィジカルの強さと左利きという点以外もね。謙虚さや家族との絆の深さもそっくりだ。唯一無二で技術もあるから、止める術が見当たらない。彼と僕が一緒にプレーすることをイメージしてほしい。マンマ・ミーアだね」
いつも間に仲良しに?
「ロックダウン中にインスタライブで話した。それが初めてだ。その日からメッセージのやりとりをするようになった。彼はポルトガル語も話せるんだ。ピッチでの力があって、それでいて外でも人として素晴らしい。彼が僕の後継者になったことを誇りに思うよ」
そのときの様子はこちら
ルカクは別として、インテル全体はどうでしょうか?
「そんなに多くの試合を見たわけじゃない。一人の真剣なファンとして、試合を見ちゃうとナーバスになりすぎちゃうからね。でも、シーズンを通してずっと追っているし、家族と一緒に祝杯もあげた。最高だったね」
コンテとの対戦経験があるが、インテルを優勝に導いたことに驚きは?
「全く驚いていないよ。コンテは良い選手だったし、監督としても結果を残してきた。素晴らしい仕事をしたと思うね」
特にメッセージを送りたい当時のチームメートは?
「サネッティだね。最高の友人であり、本当の善人だ。今の彼の仕事の成果を祝福しないとね。スクデットにふさわしい仕事だ。彼とハグできる日がすぐにくることを願っているよ」
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