UEFAがミランとユヴェントスに重いペナルティを科すかもしれない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが6日に伝えた。
CL出場権を争うミランとユヴェントスだが…
ミランとユヴェントスは、ヨーロッパ・スーパーリーグ構想に加わったイタリア3クラブの一つ。4月21日にインテル、ミラン、ユヴェントスがそろって撤退を表明したが、その中でインテルは決断が早かったことが評価されている様子だ。
報道によると、UEFAはミランとユヴェントスのほか、レアル・マドリーとバルセロナに対して、1~2年間のヨーロッパカップ戦出場禁止という厳しい処分をとるつもりでいる。“罪状”はシンプル。連盟の規約に、UEFAの許可なくクラブ間での同盟を禁じる項目があるそうで、これを理由に厳罰を下すという。
インテルのほか、イングランドの6クラブと、アトレティコ・マドリーについては、UEFAもそこまでの厳罰を下さないつもりのようだ。
インテルは少し早く決断
イタリアからスーパーリーグ参加を表明した3クラブは、インテル、ミラン、ユヴェントスの順に、4月21日に撤退を発表した。
ただ、その前日にインテルが一足早く動いたことが伝えられていた。20日深夜に関係者が「もう興味がない」と話したことを『ANSA通信』が報道。すでにインテルは撤退を決めてUEFAには連絡、その上でミランとユヴェントスの顔色をうかがい、歩調を合わせたとも言われている。