インテルの元会長であるマッシモ・モラッティ氏が、19度目のスクデット獲得について語った。インテルの優勝決定直後、『レプッブリカ』がモラッティ氏にインタビューをした。
2日にアタランタがサッスオーロと引き分けたことで、インテルは4試合を残しての優勝が決定。チームはオフを過ごしているが、ミラノ市内ではティフォージが街に繰り出して2009/10シーズン以来のスクデットを喜んでいる。
モラッティ氏がクラブを離れてから初のスクデット。インテルに誰よりも愛情を注いできた元会長は、もちろん喜んでいる。
「非常にうれしい。素晴らしい感情で最高だ」
この優勝は誰の功績が大きいのか
「アントニオ・コンテが並外れた仕事をした。そして、ディレクター陣が彼を支えた。全選手に触れていきたいが、その中で選ぶならルカク、バレッラ、ハキミだね。1年目から素晴らしいことをした。エリクセンはカンピオナート後半戦のサプライズになった。あと、ハンダノビッチも見事だったよ。ティフォージは彼が犯したいくつかの小さなミスについて目をつぶるべきだ。重要な試合での完璧なパフォーマンスで帳消しだね」
19回目のスクデットをどう祝う?
「インテルのユニフォームを着るよ。たくさんあるから、1枚選ばないとね。キャリアの終わりに選手たちが様々なプレゼントをくれた。それらは素晴らしく、とても大切だ。どれを選ぶかは言えないね。誰かを動揺させたりはしたくない。身近な人とシャンパンのボトルを開ける。あとはここ数日私が電話に出なかったから、電話をくれたインテリスタたちに電話をかけ直すよ」
その中にはスティーブン・チャン会長も?
「彼とはメッセージのやりとりをしている。彼の仕事ぶりを称えるメッセージを送った。そしたら、数日中に私と会いたいと言っていたね。もちろん歓迎さ。私は彼のことも、彼の父親のことも好きなんだ。彼らのファミリーのもとで長くインテルがあればと願っているよ。もちろん、ベンチにはコンテだね」
ジョゼ・モウリーニョはインテルでなくても、イタリアに戻ることができると話した。
「監督とはそういうものだ。それを除外することはない。我々はモウリーニョがどんな選択をしたとしても、常に愛している。イタリアに戻ってくるならそれは良いことだ。彼は世界のどこにあってもカルチョ界を盛り上げて、刺激する。彼がうまくいくことを願っているよ」