ローマのエディン・ジェコが、今シーズン終了後にフリートランスファーになるかもしれない。『TMW』などが27日に伝えた。
ジェコは今季まで?後釜はベロッティ?
35歳のジェコは、ローマとの契約が2022年まで。ただ、この契約を1年短くする交渉が始まったという。
ジェコはローマで750万ユーロの年俸を受け取っている。それだけに話し合いはすぐに終わるようなものではない。ただ、この支出が浮けばローマにとって大きな意味があるはず。それと同時に、新たなセンターフォワードを迎えなければいけない。
そこでローマが注目しているのが、フィオレンティーナのドゥシャン・ブラホビッチやトリノのアンドレア・ベロッティ。より現実的なのは後者だとしている。
ミランも狙うブラホビッチとベロッティ
ルカクの控えに…。インテルが興味津々?
ローマとジェコの交渉は、インテルが注意深く見ているようだ。
インテルは以前からジェコへの関心が伝えられている。アントニオ・コンテ監督はチェルシー時代からジェコの獲得を検討していた。2年前にロメル・ルカクを迎えた際も、ジェコの名前が再三挙がっている。そして今回も注目しているようだ。
インテルにはルカクとラウタロ・マルティネスの強力2トップがいる。しかし、ルカクの控えとなるタイプのアタッカーがいないことは以前から不安要素だった。そこで経験豊富なベテランを迎えることを考えているという。
財政難のインテルにとってジェコの年俸は大きな負担になり得るが、移籍金がかからないのは大きなプラス。来シーズンのチャンピオンズリーグを戦う上での底上げとして、ジェコを選んでも不思議ではない。