インテルMFクリスティアン・エリクセンの放出をめぐる噂が再び盛り上がっている。
『トゥットスポルト』は9日、1月に放出となる可能性があると改めて主張。これまでに報じられているパリ・サンジェルマンのほか、バイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムント、ヘルタ・ベルリンといったドイツ勢が興味を持っていると伝えた。
『スポルト・メディアセット』は、レアル・マドリーのMFイスコとトレードがあるかもしれないと報道。両選手ともクラブで監督の信頼を取り戻すことは難しい状況で、1月のトレードは起こり得るとしている。
『トゥットスポルト』はエリクセンを放出した場合の代役にも言及。アタランタのルスラン・マリノフスキーがそのターゲットとした。マリノフスキーは以前からインテルが注目している選手であり、エリクセンの売却益があれば獲得に動くのではないかと予想した。
ただし、『FcInterNews』は、「現時点でマリノフスキーはインテルのターゲットではない」と記した。
同メディアによると、アタランタが2500万ユーロと評価するマリノフスキーは、アントニオ・コンテ監督の優先事項ではない。左利きのウインガー獲得を最優先に考えており、それはマリノフスキーではないとした。
27歳のマリノフスキーは2019年にヘンクからアタランタへ移籍した。インテルは2年前、仲介役のステファノ・アントネッリ氏とダビオ・パリージ氏からマリノフスキーの売り込みを受けたというが、その際は見送っている。