かつてイタリアで活躍した元デンマーク代表のミカエル・ラウドルップ氏は、インテルのMFクリスティアン・エリクセンの移籍話に言及した。地元メディア『TV3 Sport』に対する発言を『itasportpress』などが伝えている。
今年1月にインテルの一員になったエリクセンは、周囲の期待に応えられていない現状で、今冬の放出が噂されている。
ラウドルップ氏は「エリクセンとインテルの状況がなぜこうも悪くなったのか分からない。いずれにしても、戦術的な観点から理解できない。彼の後ろには優秀なMFが2人いる。前線には超強力な2人がいる。そこに彼が合わないというのは説明がつかない。文化的なものだったり、メンタル的な要因があるかもしれないが、戦術的ということはないだろう」と述べた。
さらに同氏は「これから状況が改善するかは分からない。私には分からないよ。もちろん、このままプレー時間が少ない状況が続くなら…」とコメント。「こうやって地元メディアが『もう終わった』と書き始めるときは、いくつかの情報はクラブからもきているものだと思う。そういった意味で、彼は新しい何かを探すことができるかもしれない。それだけの額ゆえに簡単なことではないとしてもね」と語った。