インテルは3日、チャンピオンズリーグでレアル・マドリーと対戦する。アントニオ・コンテ監督が試合前日、記者会見や『スポルト・メディアセット』、『スカイ』でコメントを残している。『FcInterNew』が伝えた。
ロメル・ルカクの不在
「いない選手について話すのは無意味だ。ここにいる選手でどうベストを尽くすかに焦点を合わせよう」
ジダン監督は明日の試合を決勝と位置づけた
「我々にとっても相手にとっても非常に重要なゲームだ。どちらも先に進みたい。勝つための装備を持ったチームとの対戦は厳しくなる。ただ、我々は自分の武器でプレーするために来た。良いプレーを続けて、最終的に良い結果を手にしたい」
ドローを提案されたらサインする?
「試合前に提示される結果にサインをするつもりはない。それは我々の考え方だ。我々はレアル・マドリーをとてもリスペクトしている。だが、自分たちのカードで戦いたい。その上で勝つのが最高だ」
元同僚のジネディーヌ・ジダン
「ジダンとの思い出は最高だ。選手としての能力についてはいまさら話すまでもない。ただ、ジズーは人としてすごい。才能ある選手は苦労を避けようとする嫌いがあるが、彼はいつでも最前線にいた。才能に努力が加わることで、どこまで行けるかを示した人物だ」
「彼が監督になろうと考えていると思ったのは、トリノで一緒にディナーをしたときのことだ。私がユヴェントスの監督だったときで、様々な質問をされた。そのときに彼がどうなりたいかを理解したよ」
アレクシス・サンチェス
「はっきりとしたことは言えない。今日は全体練習に戻った。それだけは言えるね」
得点力不足の解決
「難しい質問だ。練習で取り組み続ける。チャンスをつくり続け、シュートを打ちまくる。できればゴール前でね。私は狡猾さの話をしたが、それはアタッカーに限らず、みんなに言えることだ。昨シーズンはたくさんのゴールを決めた。113得点だ。今シーズンもスタートは多くのゴールを決めた。ただ、つくっているものから考えると良くないね。我々は全員で攻撃時の練習をしているよ」
レアル・マドリー戦は決定的なゲーム
「どの試合も勝ち点が必要だ。常に勝ち点3を獲れるわけじゃない。シャフタール戦やボルシア・メンヒェングラッドバッハ戦のように、もっと良い結果に値することもある。レアル・マドリーは強力なチームだ。この大会で優勝するためにつくられているチームだ。この大会で何度も優勝した経験を持つ選手がいる。我々は苦しむだろうね。苦難に対してうまくやれれば、こちらが満足を手にするかもしれない。我々は自分たちのプレーをしにきた。一発のKO狙いでコーナーで守るボクサーにはならない」
いつかレアル・マドリーを指揮する可能性は?
「インテルでのプロジェクトに集中しているんだ。強力なオーナーのもとで私はプロジェクトを始めた。それに満足している。過去には監督になる可能性もあった。それは事実だ。レアル・マドリーの監督になる機会は過去にあったよ。ただ、そのときは機が熟していなかった。そして、今はインテルでのプロジェクトを続けたいと思っている」
「レアル・マドリーの監督就任が非常に近かったときが何度かあった。ただ、シーズンはすでに始まっていたし、引き継ぐのは困難だったんだ」