元イタリア代表のFWジュゼッペ・ロッシは、再びピッチに立つことを諦めていない。『スカイ』のインタビューで語った。
キャリアで何度も負傷に苦しめられたロッシは、ビジャレアルでトレーニングを続け、ピッチに戻るためのコンディションをつくっている。
ロッシは今回、フィレンツェに戻り、古巣フィオレンティーナとヴィルトゥス・エンテッラの練習試合を見学した。同選手は「フィレンツェの人たちは、まだ僕のことを忘れていない。それはすごくうれしいことだ。道で止まれば、2013年10月20日のユヴェントス戦の3ゴールの話をしてくるね。そのほかにもこのユニフォームでいろいろなことをやった。懐かしいよ。僕はフィオレンティーナのティフォーゾだ」と語っている。
さらにロッシは「僕はまだ何もオファーを受けていないけど、プレーに戻るためにあらゆることをしていきたい」と意気込んだ。
ロッシはフィオレンティーナの今シーズンについて「素晴らしいチームだ。素晴らしいサッカーをするために戻っているところだね。モンテッラとともに、偉大なフィオレンティーナに戻ろうとしている。ただ、時間は必要だ。僕たちは、高いレベルに戻るために適した人物がそろっている」と高く評価した。
この夏にフィオレンティーナの一員になったベテランのフランク・リベリについては「彼のことは少しだけ知っている。37歳になって違いをつくる彼を見られるのは素晴らしいことだ。ヴィオラのティフォーゾとして、彼がここにいることを誇らしく思うよ」と述べている。
自身については「レベルの高い選手たちと一緒に練習をしているところだ。それはポジティブなことだね。調子は上がってきている。僕の夢は、またプレーに戻ることだ」と語った。