スペイン人MFボルハ・バレロは6月30日、現役引退を表明した。自らスパイクを脱ぐ決断をしたというよりも、そうせざるを得なかったようだ。代理人のアレハンドロ・カマーニョ氏が語っている。『TMW』などが伝えた。
36歳のボルハ・バレロは、自身のインスタグラムで6月30日夜に現役引退を表明。これまで所属したレアル・マドリー、マジョルカ、ウェスト・ブロムウィッチ、ビジャレアル、インテル、そしてフィオレンティーナに対して、また家族や周囲のサポートに感謝を述べた。
ただ、本心はもっとフィオレンティーナでプレーしたかったようだ。
カマーニョ代理人は、「彼はフィオレンティーナでもっとやることを夢見ていた。インテルでケガなくプレーしたあとにフィレンツェに復帰し、そこで彼はケガをした。彼は自分の力を発揮しきれず残念がっていた。ヴィオラのティフォージに何かを与えた上で引退することを夢見ていたんだ」とコメント。「ただ、クラブは関係を続けないことを決めた。理解はしているが、とどまりたいと思っている。もっとフィオレンティーナのためにもっとプレーして終わりたいと思っていた。これからも彼はフィレンツェで暮らす。あとのことは神のみぞ知るだね」と語った。