残留争い直接対決はカリアリが超劇的勝利。落胆するパルマ、カリアリ主将の行動に賛辞

17日に行われたセリエA第31節のカリアリ対パルマは、4-3でカリアリが勝利した。試合後には感動的な場面がみられている。

18位カリアリと19位パルマの残留争い直接対決。勝った方が残留に望みをつなげる大一番だった。

開始5分に先制したパルマは、31分に2点目を決めてリードを広げる。その後1点を返されたが、59分には3点目を決めて、順調に勝利へと向かっていった。

しかし、66分に再び1点差とされると、後半アディショナルタイムにドラマが起きる。ガストン・ペレイロの芸術的なミドルシュートで同点とすると、その3分後にはガストン・ペレイロのクロスにアルベルト・チェッリがヘディングで合わせて逆転。土壇場で試合をひっくり返して連敗を4で止めている。

勝利をつかみかけていたパルマはがく然。特に決定機でのミスもあったヤスミン・クルティッチは、ピッチに座り込んで涙を流した。

これに寄り添ったのが、カリアリのジョアン・ペドロだった。カリアリのカピターノはクルティッチの横に座り、対戦相手を慰めている。

同じ境遇にあるチーム同士。この一戦の価値が分かるだけに、ジョアン・ペドロは相手の落胆ぶりも痛いほど分かったのだろう。

セリエA公式YouTubeでもその様子が
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