暫定体制で初白星
ジェノアがダニエレ・デ・ロッシの監督就任に近づいている。『TMW』などが3日に報じた。
成績不振でパトリック・ヴィエラ監督を解任したジェノアは、新指揮官探しを続けている。そんな中、デ・ロッシとの交渉が進展しており、合意間近となっている模様だ。
Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学【イタリア企業とコラボ】デ・ロッシは、イタリア代表でロベルト・マンチーニ監督(当時)のスタッフを経験したあと、SPALの監督に就任。シーズン途中からチームを託されたが立て直すことはできず、約5カ月で退任した。
2024年1月にはジョゼ・モウリーニョの後任としてローマの指揮を執った。> チームを立て直してUEFAヨーロッパカップでは準決勝進出を果たしたが、2024/25シーズンは開幕からつまずき、4試合未勝利で解任されている。ローマ監督としての最後の対戦相手がジェノアだった。
ジェノアは3日、セリエA第10節のサッスオーロ戦にロベルト・ムルジタ、ドメニコ・クリッシトの暫定的な二頭体制で臨み、後半アディショナルタイムの得点で2−1で劇的勝利。今季初白星を手にして最下位を脱した良い流れで新監督を迎えることになりそうだ。

