ボローニャのディレクターであるワルテル・サバティーニ氏は、DF冨安健洋の去就について話した。『Fantacalcio.it』などが17日に伝えた。
ボローニャは16日、コッパ・イタリア1回戦でテルナーナと対戦し、4-5で敗れた。セリエBのチーム相手に5失点で敗れたことは、大きな衝撃を与えている。
サバティーニ氏は補強について問われると、「メルカートうんぬんではなく、主要クラブのメンタリティを築く必要がある。守るふりをするのではなく、守りを改善しなければいけない。機会があれば、我々は取り組む。今は多くの投資をしたから、困難があるんだ」と語った。
この夏は冨安の去就が注目を集めている。特にトッテナムからの関心が話題になっているが、最近は大きな動きは伝えられていない。
サバティーニ氏は、「冨安は残ると思う。そもそも、我々に売る気はなかった。我々はまだ届いていないオファーについて、耳を傾ける準備があった。それは非常に重要なものだったに違いない」とコメント。「現時点で彼は我々の選手だ。これから10日間で何が起こるかみていこう。この敗戦をどう消化するかも含めてだ」と述べている。
東京五輪に参加していた冨安は、テルナーナ戦に出場していなかった。