夏にインテル移籍が話題になったナイジェリア代表
アデモラ・ルックマンは、アタランタとの関係修復がうまくいかなかった。『スカイ』などが13日に報じている。
Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学【イタリア企業とコラボ】今夏、インテルへの移籍を希望していたルックマンは、その後、取引が成立せずにアタランタに残留した。練習無断欠席のペナルティーでしばらくの間、個別練習を命じられていた。
ナイジェリア代表招集から戻ってきたルックマンは12日、個別メニューを消化。13日に全体練習に参加し、いよいよチームに復帰すると期待されていた。
しかし、この日は練習場に姿を見せてから約1時間で去り、参加しなかったという。
イヴァン・ユリッチ監督は同日の記者会見で、翌日のレッチェ戦でルックマンを招集するのかと問われると、次のように答えた。
「明日の試合に出る準備ができていない。とても残念であり、複雑な状況だ」
「私は監督として、チームにはほかの要素が必要だと感じる。気持ち、謙虚さ、クラブのためにという意識、責任感といったものだ」
「ルックマンとの関係は良いが、私が彼に『試合に出てくれ』と頼むことはしない。むしろ逆であるべきでだ」
「我々はアタランタであり、この街の代表だ。結果に関係なく、懸命に戦う姿勢が必要だ。もちろん、彼がトップレベルの選手であることは間違いないが、アタランタに必要なのは人間的な価値を持つ選手だ。それがチーム全体の共通認識である」