ペルカッシ・ファミリーはとどまる
アタランタは19日、クラブの株式の55%を売却したことを発表した。
アタランタの株式を取得したのは、ステフェン・パリュウカ氏率いる投資家グループ。同氏はNBAのボストン・セルティックスの共同オーナーであり、世界有数の投資ファンド、ベインキャピタルの共同チェアマンを務めるイタリア系アメリカ人だ。
アタランタのオーナーであるペルカッシ・ファミリーの持ち株会社「ラ・デア」はこれまでクラブの株式の86%を保有していたが、うち55%の売却が決定している。
しかし、アタランタが今回の買収を「パートナー」と発表しているように、全ての権限が新オーナーのものになるわけではない。アントニオ・ペルカッシが会長を、ルカ・ペルカッシが代表取締役を、それぞれ引き続き務めることも発表されている。そして、ステフェン・パリュウカ氏は新たに共同会長としてアタランタの意思決定にかかわっていく。
ペルカッシ「アタランタの成長を確信」
アントニオ・ペルカッシ会長は、次のように語った。
「我々は家族とともに、この機会を活かすことにした。クラブとのつながりを強くして、継続して成長することを目的としている。10年以上にわたって、我々は誰もプロヴィンチャに期待していなかったであろう進化を遂げた。私は、著名な投資家グループとのパートナーシップは我々の成長を確信させるだけだと確信を持っている」
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