アタランタは15日、セリエA第37節でジェノアと対戦し、敵地で4-3の勝利を収めた。これでシーズン4位以内が確定し、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を手にしている。
前半に3得点で勝負決める
前節終了時点で2位のアタランタは、この一戦に勝てばチャンピオンズリーグ出場権獲得という状況で好スタート。9分、マリノフスキのパスを受けたサパタが決めて先制する。
26分にはサパタがゴールライン際で相手からボールを奪い返してクロスを入れると、マリノフスキが決めて2-0。前半終了間際にはマリノフスキのクロスをハテブールが折り返し、ゴセンスが決めた。
後半立ち上がりに失点したアタランタだが、51分にはパシャリッチがゴールを奪って再び3点差。その後2失点したものの逃げ切っている。
ハイライト動画
毎シーズン改善あるのみ
アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は試合後、『スカイ』で3年連続のチャンピオンズリーグ出場権獲得を喜んだ。
「3年連続のチャンピオンズリーグ出場権なんて、以前から考えることもできなかった。ただ、12月からチームはギアを入れ替えたね。今シーズンはインテルを除いて僅差で競っていたから、激しい競争だった。我々のチャンピオンズリーグ出場権はどれも最高だが、特に今回は素晴らしい。1試合残して決めることができた。この試合は気に入らないところもあるが、前半は良かった」
「今日のパフォーマンスの悪さは、コッパ決勝に向けた気持ちづくりに役立つ。トロフィーを手にすることになったら素晴らしい。アタランタのようなクラブが何年も続けてヨーロッパの舞台で戦っている時点で勝利だ。スクデットはやはり手の届かないところにあると思う。我々のカンピオナートは、勝ち点70~80の間だ。十分すぎるほど取っている。スクデットを獲るには十分じゃない。我々にできるのは、毎シーズン、チームを改善していくことだ」