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レアル・マドリー戦の敗戦を嘆くアタランタ指揮官「もっと良い試合ができたはず…」

アタランタは16日、チャンピオンズリーグ・ラウンド16のセカンドレグでレアル・マドリーと対戦し、敵地で1-3と敗れた。2試合合計1-4で敗退が決まっている。ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の試合後のコメントを『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。

ホームでのファーストレグを0-1で落としていたアタランタは、ドゥバン・サパタがベンチスタート。GKはファーストレグのピエルルイジ・ゴッリーニではなく、マルコ・スポルティエッロを選択している。

大事な先制点は、レアル・マドリーが決めた。バックパスを受けたスポルティエッロがキックミスでそのままボールを相手に渡してしまうと、そこからカリム・ベンゼマに先制点を決められた。

もしもう一度やり直すとしたら同じ選択をするか、と問われたガスペリーニ監督は「絶対にイエスだ」と返答。「最初のゴールはスポルティエッロのミスで、次はPKだ。そこにファーストレグの結果があり、突破がさらに難しくなった」と語った。

サパタのベンチスタートについては「ここ5試合でドゥバンは問題を抱えてプレーしていた」と指揮官。「私のプランでは、後半にチャンスを残したかった。延長になった可能性もあったからね」と説明している。

ガスペリーニ監督は「もっと良い試合がしたかった。望んでいた道ではない方に試合が進んだ。特に技術面だ。いつものように自分たちを表現できなかった。パスはチームの言語だ。それが間違えていたら、うまく話せないものだね」と落胆している。

それでも、2シーズン連続のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出は、クラブにとっての経験だ。ガスペリーニ監督は次のように締めくくった。

「確かにヨーロッパの一部チームの技術やスピード、精度は、我々が通常見ているものよりレベルが高く、それに我々のミスが生じた。こういった戦いもチームの成長のうちだ」

「チーム、コーチ陣、クラブにとって、素晴らしい経験だ。アヤックスに勝ち、グループステージでリヴァプールとも戦った。だから満足すべきだね」

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