レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督が23日、『スカイ』でコメントを残した。かつてイタリアで活躍した指揮官が、アタランタ戦について語っている。
レアル・マドリーは多くの負傷者を抱えているが、アタランタに負けることは許されない。ジダン監督も理解している。
「ケガ人はいるが、選手はいる。いる選手でプレーする。厳しい試合になるだろうが、チャンピオンズリーグの素晴らしいゲームの一つだ」
「アタランタはフィジカル的にとても強い。ただ、それだけじゃない。攻撃面で良い選手がそろっていて、大きなことができる。対戦するからというだけではなく、スペシャルなチームだから何度も見てきたよ。素晴らしい試合になることは間違いない」
「負けたら全てを失う? レアル・マドリーはいつだってそうだ。いつでも勝たなければいけない。とにかくベストを尽くすよ。その結果、何が起こるかみていこう。2試合ある。大事なことは、180分間通してピッチで全てを出すことだ」
アタランタを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督についても語った。アタランタを今の位置に引き上げたガスペリーニ監督は、1994年から2003年までユヴェントスのプリマヴェーラを指揮していた。ジダン監督がユヴェントスでプレーしていた時期と重なる。
「アタランタはしばらくの間、素晴らしい功績を残している。ガスペリーニのことはユーヴェ時代から知っているよ。だから、アタランタがこういったプレーをしていることに私は驚いていない」
「ガスペリーニはユーヴェのプリマヴェーラですでに良い仕事をしていた。よく覚えているよ。ただ、今は対戦相手だね」
また、古巣ユヴェントスが今はアンドレア・ピルロが指揮していることについてもコメントしている。
「ユヴェントスのベンチに彼がいることをうれしく思う。良いチームでうまくやっているね。とはいえ、元選手がこういった強いチームの監督をしていることは基本的にうれしいことだよ」