イタリアでカンピオナートを再開するかどうかで議論が続く中、ピッチ上でリーグタイトルを手にしたと主張する人物がいる。元ペルージャ会長ルチアーノ・ガウッチ氏の息子であるリッカルド・ガウチ氏だ。『ANSA通信』が伝えた。
かつてペルージャやカターニアでディレクターを務めたリッカルド・ガウチ氏は現在、マルタのフロリアーナで会長を務めている。
同氏は『ANSA通信』に対して、「リーグが中断したとき、2位のヴァレッタに勝ち点3差をつけて首位だった。連盟は来シーズンのチャンピオンズリーグ予選出場権を割り当てたが、リーグタイトルをどうするかはまだ決めていない。我々はUEFAの基準に従って、ちゃんと勝ち取ったんだ」と主張した。
さらに同氏は、「5年前にクラブを引き取り、マルタのカップ戦で優勝した。スーパーカップにも勝ち、そのときもチャンピオンズリーグ予選への切符を手にした。連盟が優勝を認めるかどうかは分からないが、いずれにしてもピッチ上で我々がタイトルを手にしたことは間違いない」と語っている。
マルタ1部リーグで、フロリアーナは25回の優勝を経験しているが、最後のリーグ制覇は1992/92シーズンとされている。今シーズンの優勝が認められれば、スリマ・ワンダラーズと並んで、同リーグ最多優勝クラブとなる模様だ。