セリエCのレッジャーナに所属するDFアレッサンドロ・ファヴァッリが、インタビューに応じた。11日付『トゥットスポルト』などが伝えている。
27歳のファヴァッリは、新型コロナウイルスに感染した選手。すでに状態は快復しており、そのときの様子を語った。
「今は体調が良い。少し風邪っぽいくらいだ。先週の月曜日に目が覚めたとき、風邪をひいたと感じた。体温が37.5~37.8度くらいで、頭痛がひどかった。両親を呼んだら、僕の兄弟も前の日から同じ症状だと言われたんだ。祖父母も体調が良くなかった。だから不安になって電話をかけたんだ」
「それから木曜日の夕食を思い出した。僕の出身であるクレモナの街、ソラロロ・ライネリオの自宅で一緒に食事をとった。そのときに新型コロナウイルスに感染した可能性が高いと思う。祖父母は陽性だったから、みんなで検査を受けた。どこでだったかは分からないけど、あの夕食でひろがったと思う」
「両親は良くなっている。おばさんと兄弟もね。祖父母ともう一人のおばさんはまだ病院だ。早く良くなることを願っているよ」
――高熱が続いた期間は?
「4日間かな。それ以上はないよ」
――薬は?
「特別なものは何も。タキピリーナ(解熱鎮痛剤)を少し飲んだだけで、あとは何もしていない」
――レッジャーナの人たちとは電話をした?
「みんなと少しずつ。会長、監督、チームメート、みんなが毎日電話をくれて、僕や両親の体調を気遣ってくれた。みんなを身近に感じることができたから、本当に感謝している」
――レッジャーナでチームメートとの接触は?
「1日半で2回の練習だ。疑わしいと思ったときにすぐに電話をかけた。その2日間の練習ではとても良い状態だった。ただ、その僕の体内で新型コロナウイルスがいたんだ」