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「第3節までは落第点、それ以降は順調」。責任者が審判団を評価

イタリアの審判部門責任者であるニコラ・リッツォーリ氏が、ここまでのジャッジを振り返った。『スカイ』のインタビューで語っている。

――カンピオナート第7節まで終えて審判たちの採点は?

「2つに分けて評価したい。最初の2、3節は合格点に届いていない。ルールの変更もあったからで、困難が伴うのは致し方ない。それからは正しい道に戻っている」

――VARについて

「我々の目標は、ピッチ上での審判のパフォーマンスを改善してVARが必要な場面を減らすことだ。ここまで6回のミスがあった。これは多い。それが全体の決定のうちの1.3%だとしてもだ。少なくとも、6回のうち3回は防げたミスだろう」

――6回のミスは?

「皆さんが見たと思う。我々はそれを隠したりはしない。それを把握して認めていく」

――オフサイドのジャッジはテクノロジーで完璧に近づいている。将来的に副審はいなくなるのか

「センチメートル単位でジャッジできるようになり、VARを使用する状況におけるオフサイドの判定にエラーはなくなった。それは満足している。テクノロジーは大きく進歩しているが、副審は常に必要だ。主審一人で十分にコントロールすることは難しい。将来的にはどうなるか分からないとしても、今はまだ早い。まだエラーの幅は広い」

――セリエA初の女性主審はいつ現れる?

「それにふさわしいときだ。完全に実力主義の世界。女子サッカーは成長著しい。それは女性審判も同様だ。UEFAで女性主審がトレーニングをしているのを見たが、男性と同等以上の能力を見せていた。じきにそのときはくるだろう」

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