FIFAウイルスに苦しむ昨季のセリエA王者
ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、蔓延する“FIFAウイルス”に苦言を呈した。『スポルトメディアセット』などが伝えている。
Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学[PR]ナポリは今回の代表ウィーク中にカメルーン代表のアンドレ=フランク・ザンボ・アンギサが負傷した。9月にはコソボ代表のアミル・ラフマニが負傷し、11月に入って復帰したところだ。
負傷者続出で苦しいシーズンを過ごしているデ・ラウレンティス会長は、こういった現状に大きな不満を持っており、次のように語っている。
「ラフマニを貸したら、壊れて帰ってきた。アンギサも壊れて帰ってきた。こんなことではやっていけない。リーグ戦があるときは、最後まで中断なしで進めるべきだ。チーム数を減らして、試合数も減らすべきだ」
「選手はクラブから給料をもらっているのだから、代表に送り出すかどうかを決めるのはクラブであるべきだ。もし代表でケガをしたなら、移籍市場を再び開く必要があるし、クラブは補償を受けなければならない。でも、FIFAやUEFAは国内リーグなんてどうでもいいと思っているようだ」

