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ヤンクトが29歳で現役引退 ウディネーゼやサンプドリアで活躍した元チェコ代表

ケガで昨季は出場なし、息子との時間を選ぶ

かつてウディネーゼやサンプドリアで活躍した元チェコ代表のヤクブ・ヤンクトが、現役引退を表明した。

ヤンクトは2023年夏にヘタフェからカリアリに移籍し、イタリア復帰を果たしたが、かつての輝きはなく、2023/24シーズンはセリエA18試合出場、2024/25は公式戦出場なしに終わっていた。

29歳で現役引退を決断したヤンクトは自身のSNSで「多くの人から続けるのかと聞かれた。残念だけど、答えはノーだ」とし、「答えはシンプルで、足首に3回の重度のケガを負ったことにある。この1年、痛みに耐えながら頑張ってきたけど、強い痛みしか感じなかった。もう前に進むことはできないから、プロとしてのキャリアを終えることにした」と述べた。

ヤンクトは2023年に同性愛者であることをカミングアウトしたことでも注目を集めた。元パートナーのマルケタ・オットマンスカさんとの間に生まれた息子は、最愛の存在だ。

「でも、一番の理由は息子の存在だ。何カ月も会えないのはつらくて、プラハで一緒に過ごすことを選んだ。人生は一度きりで、家族もたった一つ。だから、プラハでこれまでの経験を息子を含むこどもたちのために注ぎたいと思ったんだ」

●チェコ代表MFヤンクトが同性愛をカミングアウト。勇気ある告白にミランやユヴェントスなども拍手(2023/2/14)

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