戦術的な柔軟性を求めるコンテ
ナポリは11日、ジャコモ・ラスパドーリのアトレティコ・マドリー移籍を発表した。ラスパドーリはアトレティコ・マドリーと5年間の契約を交わしている。
事前の報道によると、ラスパドーリ放出でナポリが得る移籍金は2100万ユーロ。また、比較的達成が容易な400万ユーロのボーナスが設定されており、総額2500万ユーロの取引となる。
一方で、中盤補強にも動きがありそうだ。『TMW』は、エリフ・エルマスの復帰を検討中と報じた。
アントニオ・コンテ監督はプレシーズンで中盤4人をフラットに並べるシステムを試しているがシーズンを通して運用するには、中盤の人数が不足している。そこで、エルマスやユヌス・ムサ、ファビオ・ミレッティが候補になっているようだ。
ナポリは今夏のメルカートで戦術の幅をひろげたい考え。最後のピースを埋めるのは誰になるのか、注目が集まる。