ナポリにはルッカとルックマンが加入?
ナポリのビクター・オシメンは、ガラタサライへの完全移籍が決まりそうだ。ガラタサライが契約解除条項の満額を支払う意向を固めたと、『GianlucaDiMarzio.com』が報じた。
オシメンは昨年夏、チェルシーやサウジアラビアへの移籍が土壇場で破談となり、これを機にクラブとの関係が悪化。その結果、9月に入ってガラタサライへのレンタルが決まった。
●「暴力一歩手前までいった」? オシメン、サウジアラビア移籍破談の舞台裏(2024/9/4)
トルコリーグでもオシメンは圧倒的な存在感を発揮し、2024/25シーズンのリーグ戦で26得点5アシストを記録し、今夏の去就が注目されている。
ガラタサライはオシメンをチームにとどめたい意向で、ナポリが設定している7500万ユーロの契約解除条項を支払うことを決断。オシメンには年俸1600万ユーロの4年契約を提示し、口頭合意を得ているという。
しかし、契約解除条項満額を支払うことを決めたものの、まだクラブ間での調整は必要だという。ガラタサライは7500万ユーロを5年の分割払いとすることを提案しており、これをナポリが受け入れるかは不明で、もう少し様子を見る必要がある。
ナポリの新たな攻撃陣は?
ナポリは、リヴァプールのダルウィン・ヌニェス獲得が取り沙汰されているが、ウディネーゼのロレンツォ・ルッカという選択肢も消えていない。ルッカで移籍金を節約し、さらにオシメンの放出も決まれば、サイド補強により予算を充てられるため、アタランタのアデモラ・ルックマン獲得が動く可能性が高まるとみられている。
チャルハノールへの影響は?
ガラタサライといえば、インテルのハカン・チャルハノールに対する関心も連日注目を集めている。オシメン獲得を決断したあと、インテルが求める3000万ユーロの移籍金を工面できるかもポイントになりそうだ。