16歳でデビューの才能、プレー時間を確保できるか
イタリアが期待する才能、シモーネ・パフンディは、2025/26シーズンにセリエBでキャリアの立て直しを図る可能性がある。『calciospezia.it』が22日に現状を伝えた。
パフンディは2022年に16歳でセリエAデビューを飾り、同年にイタリアA代表デビューも果たした。しかし、ウディネーゼでコンスタントな出場機会を得るには至らず、2024年はスイスのローザンヌにレンタルで加入。2023/24シーズンシーズン後半戦はコンスタントに出場したものの、2024/25シーズンはケガもあってほとんどプレーせず、2025年にウディネーゼに復帰した。セリエAでは9試合に出たが先発の機会は訪れず、無得点でシーズンを終えていた。
それでもイタリア屈指のタレントと注目されるパフンディは、セリエBの複数クラブから関心を持たれている。アヴェッリーノが獲得に本腰を入れていると言われるほか、スペツィアとパレルモも関心を持っているようだ。
166cmの小柄なテクニシャンであるパフンディは、フィジカルの問題が付きまとう。まずはコンスタントにプレーすることでトップレベルでも通用する肉体を身につけることが求められており、セリエBで経験を積むことはプラスになるはず。プレー時間を確保できるかを重視して慎重に判断するものと予想されている。