2024年ラツィオ戦の警告は意図的だった疑い
ウーディネ警察は9日、ウディネーゼGKマドゥカ・オコエを含む4人に賭博詐欺の疑いにより、予備捜査を終えたことを通達した。『ANSA通信』が伝えている。
問題となっているのは、2024年3月11日に行われたラツィオ対ウディネーゼの一戦。この一戦で、ウーディネ県内の販売店から「異常な賭け」の流れがあったことを受けて捜査が行われていた。
「異常な賭け」というのは、オコエがこの試合でイエローカードを受けるかという賭け。同一の店舗から合計12万ユーロの払い戻しがあったことで疑惑が浮上し、捜査が進んでいた。
ウーディネ検察は被疑者の携帯端末などを対象とした捜査の結果、「ウディネーゼの選手(=オコエ)と賭博関係者1名に事前合意があった」と確認。さらに、これに便乗した別の2人にも、ブックメーカーを欺いた共同詐欺の疑いがあるとした。
オコエは、このラツィオ戦で63分に遅延行為で警告を受けていた。