アタランタに0−4
4日のセリエA第35節でモンツァはアタランタに0−4で大敗した。モンツァは17位レッチェとの勝ち点差が12で、残り3試合で残留圏に浮上する可能性が消滅し、セリエBに降格することが決まった。
モンツァは2021/22シーズンにセリエBで4位となり、プレーオフの末にセリエAに昇格。クラブ史上初のセリエA挑戦となったが、シルヴィオ・ベルルスコーニとアドリアーノ・ガッリアーニの手腕にも支えられて躍進を遂げた。
しかし、2024/25シーズンはシーズン序盤から低迷。第17節後にアレッサンドロ・ネスタを解任してサルヴァトーレ・ボケッティ監督を迎えたが立て直せず、25節からネスタが復任するも、3試合を残して降格が決まった。
3シーズンにわたってセリエAで奮闘したモンツァは、今後クラブ買収の話が動くものとみられる。フィニンヴェスト社が5月から6月にかけて、関心を示すアメリカなどの投資家と交渉がある模様。ガッリアーニが現職に留まる可能性もありつつ、クラブ再建のために大きな変化が予想されている。