インテルに勝ち点で並ぶ
ナポリのアントニオ・コンテ監督が、今後の去就について意味深な発言をしている。『スカイ』などが19日に伝えた。
ナポリは19日に行われたモンツァ戦で1-0の勝利を収めた。暫定的に首位インテルに勝ち点で並んだことはポジティブな材料だが、コンテ監督は前日からナポリ監督退任を匂わせるような発言をしており、注目を集めているところだ。
モンツァ戦のあと、コンテ監督は次のように語った。
「ナポリでは本当にうまく馴染めたし、自分も家族もここでの生活にとても満足している。食べ物は美味しいし、天気もいつも晴れている。ティフォージも常に温かく、自分を何か大きなものの一部だと感じさせてくれる」
「当然、周囲は勝利を求めているし、野心もある。自分が来ることで期待値が高まることも分かっている。コンテを迎えるということは、たとえ10位からのスタートでも優勝か準優勝、そしてスクデットを争うことが期待される」
「ヨーロッパカップ戦の出場権だけでは満足してもらえない。期待が大きくなれば、それを自分が率先して背負い、すべての責任を自ら引き受けるつもりだ。でも、必要な手段がそろっていなければ……。私はバカじゃないということも忘れないでほしい」
マンナSD「目の前に集中」
ナポリのジョヴァンニ・マンナSDは、モンツァ戦の前に『DAZNイタリア』で次のように語った。
「今は今日の試合に集中したい。将来的には話す時間もある。これは6つの“決勝戦”の最初の1試合。できるだけ早くチャンピオンズリーグ出場を確定させたいし、インテルに最後までプレッシャーをかけるという夢も持ち続けていきたい。まずは自分たちに集中することが大事だ」。
「もちろん、どのクラブも今は夏の計画を立てる段階にある。多くの選手と会って話もしてきた。シーズンがどう終わるかを見て判断するが、我々がどこから始まったのかを忘れてはいけない。このチームを完成させたい」