息子アンドレア入閣でロベルトがアドバイザーに?
現在、イタリアではサンプドリアの人事が大きな注目を集めている。
サンプドリアは現在、セリエBで18位に低迷しており、降格の危機に瀕している。7日には、レオナルド・センプリチ監督を解任し、アルベルコ・エヴァーニが指揮を執ることが発表された。
今季4人目の監督誕生(ピルロ→ソッティル→センプリチ→エヴァーニ)も話題だが、それ以上に注目されているのは、クラブのレジェンドを再び中核に据える動きが進んでいる点だ。
サンプドリアは内部の改革にも動いており、ロベルト・マンチーニがディレクターとしてサンプドリアに復帰する見込みだと『スカイ』などで報じられた。
その後、マンチーニは自身のSNSで「作り話を報じる前に少し考えてみてほしい。それが難しいことは分かるだろう」と、噂を否定した。
ただ、全くのデマというわけでもないかもしれない。報道の一部は事実に基づいている可能性もある。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などによると、息子のアンドレア・マンチーニがサンプドリアに加わる可能性が高まっている。そして、父ロベルトが外部アドバイザーとして携わるようだ。
『GianlucaDiMarzio.com』によると、アンドレア・マンチーニはサンプドリアのスポーツディレクターに就任予定。ロベルト・マンチーニは監督業を続ける意向であることから、あくまで短期的な支援にとどまる見込みだ。
サンプドリアは実際、スポーツディレクターのピエトロ・アッカルディも解任しているだけに、大きな変化があることは間違いないだろう。