PK献上は「軽率」との声
パルマは26日のセリエA第22節でミランと対戦し、敵地サン・シーロで2−3と敗れた。サッカー日本代表GK鈴木彩艶のイタリアメディアの採点を紹介する。
この日も先発フル出場を果たした鈴木だが、厳しい評価を受けている。『TMW』でも『ParmaLive』でもチーム単独ワースト評価だった。
『TMW』は5を付け、「パブロビッチに対する軽率すぎるプッシングでPKを献上した。また、ラインデルスのゴールシーンも、ポジショニングのミスがあった」と記した。
『ParmaLive』は4.5とさらに低い採点で「ミランの1点目の大きく関与。理解に苦しむ軽率なプレーで、ミランが勢いづくきっかけを与えた。数回の好セーブはあったが、こういった重大なミスは帳消しにできない」と辛口の寸評だった。
ただし、『スポルトメディアセット』は6の及第点を付けており、ファインセーブを評価しているメディアもある。あと少しでミランから勝ち点を得られるゲームだっただけに、本人としても悔しい結果だったに違いない。
ガゼッタもワースト(1/27 20:42追記)
27日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、鈴木に5のワースト評価を付けた。
同紙は、「ラインデルスのシュートを2つ止めたのは確かだが、なぜパブロビッチをあんな押したのか。VAR時代にはもちろん、それ以前でも理解に苦しむ」とし、PK献上を非難した。