他の主要リーグよりも活発なセリエA
移籍市場のスペシャリストであるジャンルカ・ディ・マルツィオ記者が10日、今冬のメルカートの最初の1週間を振り返り、今後の展望を『TMW』で語った。
まだ主要クラブに大きな補強はないが、9日にはナポリのクビチャ・クバラツヘリアがパリ・サンジェルマンへの移籍に向かっているという話題が出るなどの動きが出始めた。
ディ・マルツィオ記者は「ここ数日はとても慌ただしかった。特にクバラツヘリアのパリ・サンジェルマン行きが話題だね。ナポリが彼を手放すことになれば、その穴を埋める補強が必要になり、ドミノ倒し的に新たな展開があるだろう」とコメント。「こういったことは、通常、夏のメルカートで起こることだが、冬に発生しても不思議ではない」と語った。
そのほかにビッグクラブの動きを予想した。
「ミランはノア・オカフォーの代わりにFWを取るだろう」
「ユヴェントスは最低でもDFとFWを1人ずつ獲得する」
「インテルは現時点で落ち着いているが、ダヴィデ・フラッテージが移籍した場合は代わりが必要だ」
「ローマはフラッテージを狙いつつ、FWも欲しがっている。ラツィオの狙いは中盤だ。フィオレンティーナはルイス・エンヒキ(ボタフォゴのMF)を狙っている。こちらは2000万ユーロ、もしかすると2500万ユーロ必要かもしれない。あとはコモがビッグクラブ並みに活発に動いており、面白いことになっている」
「現時点で、イタリアのメルカートはドイツ、スペイン、イングランドよりも活発に動いていると思う」