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「ビラーギと口論はなかった」話し合いの末に決別を明かすフィオレンティーナ指揮官

パリージには引き続き期待

フィオレンティーナは12日、UEFAカンファレンスリーグでLASKと対戦し、7−0で大勝した。試合後にラファエレ・パッラディーノ監督が前日のビラーギ招集拒否騒動に改めて言及している。

フィオレンティーナはこの試合に向けた招集メンバーから主将のクリスティアーノ・ビラーギが外れた。前日の練習で控え組に回されたことに腹を立て、招集入りを拒否したとされている。

その後、代理人のマリオ・ジュッフレーディは、1月の移籍市場でビラーギとファビアーノ・パリージはフィオレンティーナを去ると断言した。

● 主将が招集拒否。好調フィオレンティーナに何が?

パッラディーノ監督は試合後、『スカイ』のインタビューでこう語った。

「昨日も言った通りだが、ビラーギとの口論は一切なかった。彼と私、そしてクラブの三者で話し合い、1月に関する決定をともに下した。これはチームとフィオレンティーナのために行われるもので、彼の選択もリスペクトすべきだ。我々はフィオレンティーナのために前進することだけに集中している」

一方、LASK戦にフル出場したパリージについて指揮官は、「今日の試合で最も優れていた選手の一人だ。報じられたことの影響で彼にとっては難しい一日だったと思うが、試合前に話をして、良いモチベーションで臨んでくれた。私は彼を信じているし、彼のパフォーマンスに満足している」とコメントした。

ビラーギの状況

フィオレンティーナの主将を務めるビラーギは、第5節までレギュラーを務めてきたが、ロビン・ゴセンスの加入と左サイドバック定着により、第6節以降はスタメンに入っていない。フィオレンティーナはビラーギが前半のみで交代した第5節から10試合で9勝1分けと絶好調。特に守備の安定感に大きな違いがあり、指揮官の選択が正しいと言わざるを得ない状況だ。

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