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主将が招集拒否。好調フィオレンティーナに何が?

ビラーギとパリージは1月に移籍へ

セリエAで好調のフィオレンティーナに不安なニュースが届いた。主将のクリスティアーノ・ビラーギが、1月に移籍をするかもしれない。『TMW』が11日に伝えた。

事の発端は、12日に行われるUEFAカンファレンスリーグのLASK戦に向けたトレーニングだった。チーム内でレギュラー組と控え組を分けるためにラファエレ・パッラディーノ監督がビブスを配ると、控え組を示すビブスを渡されたビラーギが不満を表明。LASK戦のメンバーから外してほしいと申し出た。

パッラディーノ監督はこれについて、11日の会見で次のように説明している。

「クリスティアーノはカピターノで、このチームにとって重要な選手だ。だから、出場機会が少ないことに慣れていないのだと思う。ピッチに立ったときは、いつも役割を果たしてくれたね。これは技術的な選択であり、議論の余地はない。これ以上言うことはないよ」

代理人のマリオ・ジュッフレーディは、『FirenzeViola』でコメント。同代理人のクライアントであるファビアーノ・パリージの状況とあわせて、次のように語った。

「パッラディーノには、1月の市場が終わったあとに答えるつもりだ。1月に2人ともチームを去ることになるだろう。2人はフィオレンティーナでの章が終わった。完全移籍になるのか、それともレンタルになるのかは分からないが、とにかく出て行く。候補? いくつかあるが、それは答えられない」

ビラーギの出場機会

ビラーギは第5節までスタメンでプレーしていたが、それ以降はベンチスタートが続いている。ただ、ビラーギが前半のみで交代した第5節から、フィオレンティーナは10試合で9勝1分けと絶好調で4位につけており、監督がメンバーを変える理由は見当たらない。それだけに、カンファレンスリーグでの出場を期待していたが、これが叶わず、招集拒否に至ったようだ。

ビラーギに対しては、ナポリなどが興味を持っている模様で、今後の動向に注目だ。

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