世界的名門と互角の戦いを演じ、自信を深めたアタランタ
アタランタは10日、UEFAチャンピオンズリーグ・マッチデイ6でレアル・マドリーと対戦し、2−3で惜敗した。ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が試合後に『スカイ』で残したコメントを『TMW』が伝えている。
楽しいゲームだったと言われていることについて
「うれしい言葉だね。どっちのチームも自分たちの力で勝とうとして、積極的に戦っていた。こっちは少し悔しさが残るが、こういう試合からは必ず何かを学べる。まだ足りない部分があるけど、そこを埋めるために成長していくし、努力する理由にもなる。スコア的には負けたが、内容的には必ずしもそうじゃなかった。これが次に進むための一歩になると思う」
エリア内の侵入が少なかったのでは?
「ボール回しがちょっと遅かったかもしれない。こういうチームは守備が固いから、もっと速く回すべきだった。ボールは支配できていたけど、もう少し危険な形をつくれたはずだし、そこは反省点だ。とはいえ、今回の試合は大きな教訓になる。負けたことは悔しいが、こういう試合を経験して、必ず立ち直る」
この試合がリーグ戦にも与える影響は?
「もっと改善できた部分があったのは間違いない。そこを突き詰めていくべきだ。レアルはいつだって得点を決める力を持ってるチームだし、2点目の失点は運が悪かったけど、結局その代償を支払うことになった。でもその後、しっかりエネルギーを取り戻せたのは良かったね。こういう試合で勝つためには“運が悪い”じゃ済まされない。相手が勝ったのは、彼らがそれを可能にするプレーをしたからだ」
それでもレアル・マドリーと接戦。自信につながるのでは?
「確実に成長している。以前はこういう試合で結果を出すのが難しかったが、今はその可能性が見えてきたと思う」
試合後もティフォージが声援を送っていた
「お祭りみたいな夜だったね。試合が終わった後もティフォージは満足していたし、素晴らしい試合を見られたと感じてくれているならいいね」