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イサーク・トゥレは何者? ブレイクの予感漂うセリエA最高身長のド迫力CB

インテル戦で初先発か

9月28日のセリエA第6節でインテルと対戦するウディネーゼは、イサーク・トゥレの先発起用が噂されている。206cmの長身で加入時から注目を集めていた“大物”はどんなプレーヤーなのだろうか。『TuttoUdinese』『CalcioUdinese』の報道をもとに紹介する。

プロフィール

イサーク・トゥレ(Isaak Touré)

生年月日:2003年3月28日(21歳)
国籍:フランス
ポジション:センターバック
身長:206cm

これまでのキャリア

トゥレはフランスのゴネスという街で生まれ、11歳からル・アーヴルの下部組織でサッカーを始めた。ル・アーヴルは、ポール・ポグバやディミトリ・パイエらを輩出したことで知られるクラブ。彼の才能は早くから注目され、2020年8月29日に17歳でリーグ・ドゥ(フランス2部)デビューを果たした。

2021/22シーズンにはル・アーヴルでコンスタントにプレーし、リーグ戦で17試合に出場。そのパフォーマンスが評価され、フランスの名門オリンピック・マルセイユへ移籍した。しかし、2022年夏に加入したマルセイユでは、チーム内での競争が激しく出場機会が限られ、半年後の2023年冬にオセールへレンタル移籍している。ここで19試合に出場して1ゴールを記録するなど、チームの主力として活躍した。

2023年夏、トゥレは完全移籍でロリアンに移り、2022/23シーズンにはリーグ・アンで24試合に出場。ロリアンは残念ながら降格したもののトゥレの活躍は評価された。2024年8月末、ネウエン・ペレスを放出して守備補強が必要だったウディネーゼの一員になっている。

プレースタイル

何と言っても206cmの長身が最大の武器で、セットプレーや空中戦での強さが期待されている。また、フィジカルに頼るだけではなく、スピードに優れ、長い足を生かしたディフェンスで相手選手の動きを制限するという評価もある。

もう一つの強みは、アグレッシブな攻撃参加だろう。左利きのトゥレは、足元の技術にも自信を持っているようで、左足のアウトでシュートを放ったり、ヒールでパスを出すなど、自分がフィジカルだけの選手ではないことを証明しようとしている。

そのアグレッシブさは課題としても挙げられている。攻守ともプレーにやや荒さあり、ミスの多さは課題だという。ただ、セリエAで経験を積むことで未熟な部分が改善されていけば、とてつもない選手になるかもしれない。

マメ知識

  • トゥレはフランス代表の各年代別チームに選出されており、U-17からU-21までの代表歴を持つ。
  • トゥレは幼少期にMFやFWでプレーしていた。
  • ロリアンからウディネーゼへの移籍はレンタル。2025年1月から行使可能な700万ユーロの完全移籍オプションが付いている。
  • セリエA史上最高身長。
  • ウディネーゼにはロレンツォ・ルッカ(202cm)も在籍。セリエAの高身長の上から2人が同チームでプレーしている。

イサーク・トゥレ紹介動画

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