スカルヴィーニとコスヌ不在でも起用されず
アタランタは、今夏加入したベン・ゴッドフリーを早くも放出候補としているのかもしれない。『TMW』が1日に伝えた。
この夏にエヴァートンから獲得したゴッドフリーは、UEFAスーパーカップのレアル・マドリー戦と、セリエA開幕戦のレッチェ戦に出場したが、その後は起用されていない。
8月30日のインテル戦では、ジョルジョ・スカルヴィーニやオディロン・コスヌが不在だったにもかかわらず、マルテン・デ・ローンとマッテオ・ルッジェーリが3バックに入った。ゴッドフリーは本職ではないとしても、この位置をこなせる見込みとされていたが、「ローテーションにも加われていない」と同メディアは現状を指摘している。
ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の戦術はセリエAでも特殊で、イタリア語が話せないという点でもゴッドフリーは適応に時間がかかっている模様で、アタランタは1月の放出も視野に入れているという。
アタランタが1200万ユーロで獲得したゴッドフリーは、2020年にエヴァートンが2750万ユーロを投じてノリッジから獲得した選手だ。早い時期であれば、「適応しなかった」だけということで大きな損失を出さずに売却できるのではないかとされている。
まだ加入して2カ月で結論を出しているということはないだろうが、この状況が続けば、冬にイタリアを離れる可能性はあるかもしれない。